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Wednesday, August 16, 2006

第5章: あなたが自分さがしを小休止する理由

第5章 あなたが自分さがしを小休止する理由


「新しい出会い、新しい道にむけて」
と語るNobumasa君


ボクは今まで、16年間剣道を一生懸命やってきた、
というよりも剣道しかやってきていない。

なぜかというと
中学校、高校、大学も剣道で進学できたからである。

順調にいけば今頃、
体育の教師にでもなっていたかもしれない。
しかしボクは勉強が嫌いだった。
そのせいで教員免許もとれず、
ただ大学に行っただけで終わってしまった。

社会に出てボクは
自分の力のなさを思い知らされた。
自分でやった就職活動は全部失敗。

親のコネで入ろうと思った会社にも、
自分の力のなさで入ることができなかった。

人生初の挫折だった。本当につらかった。
今まで剣道をやっていればなんとでもなった。
深く自分の人生を考えることもなかった。
自分自身をみつめることもなかった。
そんな甘いボクがそんな結果を作り出したのだ。

そんなボクがなぜカナダにきたかというと、
父の一言のおかげである。

ボクの父は17年前、カナダに留学した経験がある。
父はその当時30代後半を迎えていたが、
英語を勉強したいと思い留学した。
そのときの自分の体験談を話してくれて、
最後に父はこう言った。

「オレは英語だけではなく、
自分にないものをたくさん吸収することができた。
だからお前も行ってこい。
死ぬ気で最後のチャンスだと思って
がんばってこい!


先の見えなかったボクに
光が少し見えた気がした。

この一言から
ボクはまたがんばることができた。
今の自分に何ができるか、考えるようになった。
自分というものを見つめるようになった。

今ボクは、UBCで剣道を教えている。
これは自分には剣道しかないのではなく、
剣道という武器があることに気がついた。
それで、できたのだと思う。

勉強もせず、
剣道だけをやっていたボクだからこそ
新しい出会い、
新しい道を
作ることができたのである。

一つ理解できたことがある。
剣道だけではなく、
全てにおいて何か一つでもやり抜けば、
努力することができれば、
それは自分の力になり、
武器になるということである。

だからボクは、
英語という新しい力をつけたい。
そして
それを武器にまた
新しい出会い、
新しい道を作りたいと思う。

おーい、Nobumasa。
そこまでストレートに言うかよ!って、
親父様のおしかりが!?

それに、彼の英語力。はっきり言って「若葉マーク」もいいとこ。
彼のレベルは「どべたクラス」。
言っちゃーなんだが「駅前留学以下」。

でもそんなNobumasa、
何故UBCで剣道教えられるのかなー?
彼の「過去の栄光?」それとも
「コネがあった?教え方がユニーク?
彼の英語力ではないことは確かだ!」ピン、ぽーん。

海外ってところは実に想定不可能なところ。
「ウチのばか息子が東大に合格った」とか、
「K-boyが娘のお婿さんに決まったのでざーますのよ」
とかなんとか、どうでもよい世界。

ただ彼が剣道を教える姿を見て、
「こいつ、えーやっちゃなー」と
カナダ人が思うからだと考える。
その「ええやつ」と考える基準は何かと言えば、
他人との優劣や自己の完全性でもない。
そのボトムラインは
「この私でよい(good enough)と
自己肯定感のある性格、又はオーラ」かな?
このオーラ、カナダだけでなく、
グローバルな「通行手形」のようなものだ。

父から、
尻に重みのあるケリを入れる提案。
それを受け入れることで自覚が生まれる。
父からの温もりのある選択肢。
だから、彼にとって、
決して辛さから逃げるチョイスではない。
自分の自由な意志でこれを
やるというチョイスを手にしたからこそ、
新しい選択肢や出会いが待っていたようですね。

The apple never falls far from the tree.


みなさん!ここで突然おじゃまする失礼、お許し下さい。
私は「はう・どぅー・ゆー・どぅー」でお目にかかったQ。
この塾長のブログのいわば管理者、
すぐに脱線する塾長を何とか敷いたレールに走らせるのが仕事。

あっ、それからもう一つ。
私は、塾長のポーカーフースの内側を知る人ぞ知る一人。
そこで厚かましくもこの場を利用して、
ブログのコンテンツやカナダ生活2年間の感想、
これからの抱負などツッコミを入れることにしました。よろしく!


Q)細木数子さん流にズバリお聞きします。

第五章のテーマ「自分さがしの一時休止」は、
自分さがしの旅をしている多数派からブーイングが聞かれる意見のようですが?

A)確かにブーイングという反応があってもおかしくない。
でも海外にでかける人びとは、一時滞在期間の長さは別にして社会を離れる、
所属していた団体や組織、学校という多数派から抜け出す。
ということは、誰でも少数派または「個」という存在になる。

もちろんそんな「個」の中には、自分さがしの旅はもちろん、
やりたいことを見つけるというモーラトリアムに専念する「個」も当然いるだろう。

しかしそんな「個」の大半が、「何かに気づき」「何かを手にして」「自分の自由意志の選択」のもと、日本社会に「リエントリー」する事実があるということ。それは「個」であった自分が、多数派に絆を求めたUターン現象ではないかと、大変興味深いもの感じた。

この現象は、「自分さがし一時小休止派」と、「自分さがしも含め、やりたいことを見つけたいこだわり派」との二極分化に由来している。前者は、変化にとまどうことなく、変化にどう適応していくかとてもフレキシブルな人。一方後者は自分さがしに気をとられて、ただ迷走を続ける「個」である。

小休止することで頭が動き出す。新たな選択肢に出会う。学ぶことへの意欲だけではない。働くことへの自由意志による新たな行動がスタートする。これは自己成長の証。何かをあきらめたというネガティブな想いではない。



Q)この2年間とはどんな2年間でしたか?

A)えんぴつの芯を削るように、この老体の身を削る2年間だった。どうしてかと言えば、学生の「元気がなく、不安で自信のなさそうな顔」を見ると何とかして笑わして、元気に明るく英語の勉強に励んでもらおうと毎日しんどかったからや。



Q)ここからはQのひとりごと。

そんな細身の塾長、昨年とても悲しい出来事に遭遇。
その話をここでバラスことにします。

それは40年以上も前に始まったと聞き及んでいます。
そんなに昔のことはこのQには想像もつきません。

そのころは、坂本九さんの「上を向いて歩こう」という歌が何と、
全米ヒットチャートの上位にランク・イン。
「Sukiyaki Song」というタイトルで、どんなド田舎でも有線で流されていたという歴史的な年だったそうです。

塾長は、ある田舎のカレッジでFreshman中。
机を並べて仲良く勉強していたアメリカの友人がいました。
そんな大昔から継続した友情は、塾長がUSAと陸続きのカナダに来たことから、
「お互い歳だし、暖かいフロリダで一緒にゴールデンエージを過ごそうか!」
とガ然盛り上がりました。

ところが、その彼が05年9月21日にガンで他界したというメールが届きました。
寒がりの塾長は、サンシャイン・ステートで彼とリタイアすることは大きな夢でしたから、
その悲しみは測り知れないところ。それでも、気を取り直して何とか友人の葬儀に参列する勇気を振り絞ったと言います。「こんなことにも勇気がいるのか」とさらに落ち込んだそうです。

でも40数年振りに訪れることになった友人のフルサト。
葬儀が終わりカナダにもどるまでの3日間の間に、
事態が急変するハプニングが。

それは、アメリカでこのブログの続きを書くチャンスが舞い込んできたのです。
絶望に硬く閉ざされたドアの向こう側、そこには希望のドアが待っていて、
ただ手を伸ばして開けることで、前に進む選択肢に出会うことになったのです。

「セレンディピィティ、偶然をチャンスに変える能力」という言葉があります。
それは偶然だけではありません。
「不運や失敗も幸運、成功に変える力」があるそうです。
まさに塾長は、「悲しみを喜びに変える偶然」に出会ったというわけです‐‐‐‐‐


Q)アメリカ編のブログはどんな内容になる予定ですか?

A)カナダ編を要約すると「私を知る、自分を考える」という、
いわば、自己理解の基礎講座。
アメリカ編は「私を自分好みの私に自分の手で育てるにはどうしたらいいか」
という実践講座。USAの文化やアメリカンな言葉から、
そのお役立ち情報を発信しようかと思案中。

Q)カナダを去るにあたって、これから語学留学やワーホリに
チャレンジする予定のある人たちに何かアドバイスがありましたら、お願いします。

A)アドバイスというよりも、次の二つのことを気に留めてもらいたいなぁー!
 

『その一』

今学ぶことが流行っているということ。ここバンクーバーでも語学学校で真剣に学ぶ人が多くなっているという事実です。自分の英語力は自分で試せる。さらに失敗しても、行き詰っても手応えがある。誰のためでもない。自分のためだし、ハッピーなトライとなる。だから「こけた」としても、自力でいつでも起き上がれるし、たくましい大人に成長すること、間違いなし。


『その二』

あなたが見つめる「英語」は
すべてあなたに伝えたいものを持っている。
そのため自分で現実をちゃんと見る。そして、
自分の根っこに聴いてもらいたい。

“私はこれから英語とどう向き合えばよいのか?”と。

自己成長は一生の仕事・生涯現役。
肝心なことは、少しずつ始める。
就職があって、異動があって、
転職があって、リストラがあって、
再就職があって、いろいろあって、
死ぬまで続くということ。

まー、ボチボチ、やってみなはれ。


Q)塾長とはもう会えないのでしょうか?

A)??


Q)春はいい日・旅立ちの季節。

塾長、
グッドラック。
お元気で!

Canada will miss a person like you!!

たそがれの塾長、
春まだ浅いバンクーバー
上を向いて
去って行きました。

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